◆「社会の裏側!」133……「ゲーム障害」廃人が、日本中を闊歩している!


 「ゲーム障害」廃人が、日本中を闊歩している!

◆「社会の裏側!」133

~この患者で、一番多いのが中高生。しかしいま、大人の患者が急増中とのことです。
 アメリカや韓国では、下半身がうっ積して死亡する事態も。国を壊し、脳を壊して
 廃人を製造するこの病気を避けるには、こうしなさい~

 山田博士・著




      (695円です)             
         
         




やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
 
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。





★概要


ある子どもの祖父が、入院しました。

ところが、だんだんと容体(ようだい)が悪くなり、病室に
は親族たちが集まり始めたのです。

医者からは、今日か明日が峠(とうげ)だと告げられ、みん
な深刻そうな顔をして枕元で祖父を見守っているわけですね。

だけど、いっしょにいた中学生の孫。

彼は病室で、祖父の臨終(りんじゅう)間際(まぎわ)のと
きでさえ、ずっとスマホをいじっているんです。

母は、たびたび注意をするのですが、それを無視してスマホ
のゲームに没頭している。

ところが、そのときベッドで寝ていたその祖父が、孫の行動
を見かねてか、その孫の名前を呼びながら、「頼むから、そ
れ、やめてくれ」……と言ったというわけなんですね。

きっと、その場の雰囲気を感じたのでしょう。

しかしその晩遅く、その祖父は亡くなったと……(出所:
「毎日新聞」2019/1/13(日) 9:31配信)。

自分を可愛がってくれていた祖父が、まさに亡くなろうとし
ているとき、スマホのゲームで明け暮れていたその中学生の
脳は、もはや「人間では無かった」……。

             ★★★

上記の光景……辛(つら)いですよね。

可愛がっていた孫の、そういう仕打ちを見ながら、その祖父
は、どういう気持ちで旅立って行ったのでしょうか。

2018年6月、WHOが、国際疾病(しっぺい)分類第
11版(ICD-11)で、ゲームに過度に依存している状
態を「ゲーム障害」とし、「新たな病気」として分類しまし
た。

この「国際疾病分類」(ICDと言いますが)とは、死因や
病気の分類に関する「国際統一基準」なんです。

こんなものが存在しているんですね。

だから、各国での病気の調査も、それぞれがバラバラになら
ず、ある一定条件で調査ができるわけです。

でも、今回発表された「ICD-11」はじつに約30年ぶ
りの改定となるものなんですね。

その中で、この「ゲーム障害」がどのように分類されたので
しょうか。

詳しくは、本書をご覧下さい。

             ★★★

それに、このゲームに依存しやすいという背景には、「オン
ラインゲーム」の特徴も考慮しなくてはならないでしょう。

だって、これは、「仲間と協力して」ゲームをクリアすると
いうのが、大きな特徴ですから。

ふだん、家に引きこもっていても、こうした仲間を作りなが
らプレイなどをしていくと「そうか。自分は、ここでは必要
とされているんだな……」と感じやすくなってしまいます。

いままで、学校や実社会などで、誰からも相手にされず、良
い人間関係を構築できなかった人にとっては、一層、ゲーム
にのめり込むようになるのじゃないですか。

こうして、彼らがのめり込むゲーム。

「ゲーム」そのものを知らないかたのために、それらの実践
者の声も紹介しました。

それをご覧になるだけでも、このゲームの怖ろしさがよく分
かると思いますよ。

             ★★★

この「ゲーム障害」は、突き詰めて行きますと、社会からの
「逃避」……というひと言が、その原因となります。

いわば、それが、この問題の「キーワード」(笑)。

だから、この解決には、こうすればいいんですが、それらに
ついても詳しく述べてみましたので、ぜひ参考になさって下
さい。

ささささ、それでは本書を「楽しく」……ご覧下さい。




★目次

★(第1章)

スマホなどによる、こうした「ゲーム障害」が、じつはれっ
きとした「病気なんだ」ということを、このほど、世界保健
機関(WHO)が発表しました。日本での調査では、その患
者で最も多いのが、なんと「中学生や高校生」……

★(第2章)

以下は、ゲームを実際にしている人たちの声:1.ゲームは
面白いけど、ゲームの中での成功体験は現実にはほとんど還
元されないということを忘れないかどうかが重要だと思う。
1.この問題は中高生の母親達がみんな悩んでいることです。
3.けど、原因は親にあると感じている。そのほか……

★(第3章)

その分析(メタ解析)から、ネットゲーム依存症の人は、健
常人と比べて脳の「前頭前野(ぜんとうぜんや)」の機能が
低下している……ことを明らかにしているんですね。ちなみ
に、この前頭前野とは、ヒトをヒトたらしめ、思考や創造性
を担(にな)う脳の最高中枢(ちゅうすう)です……

★(第4章)

この「ゲーム障害」は、突き詰めて行きますと、社会からの
「逃避」……というひと言が、その原因となります。いわば、
それが、この問題の「キーワード」(笑)。だから、この解決
には、こうすればいいんですね。それは……

★「社会の裏側!」シリーズの既刊本案内



      (695円です)