◆「社会の裏側!」82……リプトンなどへ供給される インドの「紅茶農園」の実態!



リプトンなどへ供給される
インドの「紅茶農園」の実態!

◆「社会の裏側!」82

~FAOが注意喚起する「衝撃農薬」の使用や、農民の衛生状態の悪化、

 それに、農場で働く14歳の女の子の悲しみと~

山田博士・著




      (880円です)

※PDF版の場合は、下記へご連絡下さい。
 送金情報をお送りします(プラス100円です)。
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やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。








★概要

どうです、お茶でもごいっしょに……。

……なんて、ぼくたちは人に会うと決まって、このような言葉で親
しい人を誘います。

えっと……かく言うぼくも、若いころ、妻を最初に誘ったときは、
やはりこの言葉で……えっと、ハハハ……(と、ごまかす)。

でもそれぐらい、ぼくたちの暮らしの中で、この「お茶」という存
在は、大きな役目を持っております。

いまのような乾いた「東京砂漠」の中にあって、コンコンと湧(わ)
いている泉(いずみ)のようなものが、その「お茶」だと言って、
いいのかもしれません。

その一杯が、喉(のど)を潤(うるお)し、心を温め、人間関係を
より親しいものにする。
そしてそこには、「幸せな時間」がいっぱい詰まっているわけですね。

★★★

でもその場合、一つの前提があります。

その「お茶一杯」の中身が、安全で美味しくて、しかもそれを一所
懸命に作ってくれている人たちも「同時に」幸せであること。

そうでなくては、本当の幸福とは言えません。

もし、その「お茶一杯」の中身が危ないものであったり、それを作
ってくれている労働者の健康が損(そこ)なわれているのであれば、
そんな「お茶一杯」だなんて、何の意味がありますか。

日本では緑茶などを飲みますが、最近はカフェなどで紅茶を飲むか
たも増えました。
コーヒーはちょっと……というかたも、気軽に紅茶を飲んでいらっ
しゃるようです。

★★★

でも、その「紅茶一杯」の陰に、大きな問題が見え隠れしております。

じつは、「紅茶・生産王国」のインドで、いま、とんでもないこと
が起こっております。

インドは、皆さんもうご存じの、ダージリンやアッサムなどでも有
名な「世界最大の紅茶生産・王国」ですよね。

そのインドでも、いまでは緑茶まで流行(はや)っているようですが、
いずれにしても、これらの「お茶の葉」に、もの凄(すご)い農薬
が撒(ま)かれていることが分かりました。

そして、その残留値がかなりの数値に……。

★★★

それらの「お茶の葉」は、ロシアや、アメリカ、イギリス、ドイツ、
日本などに、かなり高い比率で輸出されているわけですね。

もちろん、日本の居間で、いまあなたが談笑しながらお飲みになっ
ていらっしゃるその紅茶にも、これらの農薬が……(笑)。

そして、農民たちの衛生状態など、問題は、山積しております。

まままま、どうぞ、本書をごゆっくりどうぞ……。





★目次


★(第1章)

あのとき、あなたとくちづけをして、あのとき、あの子と別れた私(あ
たし)。つめたい女だと、人は云うけれど、いいじゃないの、幸せ
ならば……で、いいのでしょうか(笑)……

★(第2章)

そして、日本でも以前は使用されていて、現在は生産も使用も禁止
されているあの悪名高いDDTが、インドでは現在も頻繁に使われ
ていることも分かりました。しかも、FAOが重要な注意喚起をし
ているミツバチの大量死の一因ともなって騒がれているネオニコチ
ノイド系農薬の「イミダクロブリド」などが検出されているんです
ね……

★(第3章)

この農場で働く女の子は、14歳だと言います。なのに、2か月間、
一日中労働しているんですね。こんな悲しいことって、ありますか。
ぼくたちが優雅にホットティなどをたしなんでいる最中に、こうし
た小さな子どもたちが一日中、労働している……

★(第4章)

しかも、先述したような「カースト制度」がいまだに残っていて、
現在の紅茶栽培の問題を根深くしております。もともと、この「カ
ースト制度」は、ヒンドゥー社会における基本的な社会構造だった
わけですね。歴史は遡(さかのぼ)りますが、アーリア人たちがイ
ンドに侵入した紀元前1000年ごろに、先住民たちを支配するた
めに作られたものでした……

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