◆「社会の裏側!」81…… 「在宅介護殺人事件」の裏側!



「在宅介護殺人事件」の裏側!

◆「社会の裏側!」81

~加害者家族の約50%は、不眠・鬱(うつ)状態だった。政府の言う拷問的
 「在宅介護」は、国民を幸せにするのだろうか~

山田博士・著



      (685円です)

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やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。








★概要

ぼくは思います。

ただ、衣服の着脱やトイレの世話などの身体的サービスというのは、
そんなもの、介護のほんの一部なんですね。

どうも政府は、これを「在宅介護」だと思っているようですが、そ
うじゃない。
本当の「在宅介護」とは、「精神的におちついた家族がいつも見守
ってくれる安心感があってのこと」なのじゃないかなと、思ってお
ります。

経済的にも健康的にも何の心配もない中で「在宅介護」を受ける。
そして、家族に負担をかけないで、しかも、時々、「施設介護」に
もお願いする。

つまり、「在宅介護」と「施設介護」の両方をうまく有機的に結び
つけた施策こそが、いま一番必要なのじゃないでしょうか。

お金にゆとりのある人だけがサービスを受けるなんて、そんな
「貧しい発想」は、のしを付けてお返ししたい(笑)。

★★★

老後は、みんな平等です。
いままで、一所懸命になって、この日本という国を支えてきた人た
ちが安心して過ごせるような国。

そんな国を、ぼくたちは子孫に残したいものですよね。

政府の言う「在宅介護」がうまく行かないのは、こういうことがい
つも忘れられているからじゃないのか。
役人たちの机上(きじょう)の考えだけでは、いつまで経(た)っ
てもラチがあきません。

そう言えば、この「在宅介護」も含めた日本の福祉制度全体は、ま
るで建て増しを繰り返している「温泉旅館」のようですね。

建物の中を歩けば、どこに自分がいるのか分からず、迷子になって
しまう(笑)。

★★★

そう、この「介護保険制度」。

これを作った人たちは、きっと本当の「在宅介護」の実態を知らな
かったのじゃないかと思います。

いまの「介護保険制度」には、要介護度認定が導入されました。

そのため、サービスの量が制限されるようになったんですね。

以前の「措置制度」では、痴呆や精神障害の老人たちが、在宅でゆ
っくり過ごせるためのさまざまなサービスが利用できました。
でも、いまではそうではないんです。

「あなた、要介護いくつ?」なんていう言葉が飛び交っています。
それによって、サービス量が変わってくる。

★★★

でもいまは、認知症の人も、要介護度は低くなっています。

そのため、認知症の人を家族で介護している側には、大変な負担が
かかるわけですね。
必要なサービスが、比較的安心して十分に受けられない。

ぼくの母は、いま93歳。

すぐそばで現状を見ていますと、いまの日本の貧しい「介護体制」
が非常によく分かります。

本書が、皆さんの今後のお役に立てば、幸いです。

ささささ、どうぞ、この「社会の裏側!」81巻を紐解(ひもと)
いてみて下さい。





★目次


★(第1章)

ある「在宅介護殺人事件」に見る現実。昼も夜も1人でずっと介護
する生活というのは、まさしく拷問(ごうもん)なのじゃありませ
んか。現在の「介護保険制度」は、肝腎の「介護する側を支援する
視点」が欠けているんですね……

★(第2章)

どれだけ政府が「在宅介護だあ」なんて叫んでも、家族の中で、誰
も自分たちの老後の介護をしてくれる人がいなくなる。そのような
時代が、間違いなく、もうすぐやってきます……

★(第3章)

「在宅介護」と「施設介護」のどちらがいいのか。最近の93歳の
母を見ていて、ぼくはちょっと違った考えも持つようになりました。
もちろん、誰にでも当てはまるわけではありませんけれども……

★(第4章)

この「介護保険制度」を作った人たちは、きっと本当の「在宅介護」
の実態を知らなかったのじゃないかと思いますよ。これは、自立で
きる人だけを「支援」する制度のようですね。これじゃ、何のため
の制度なんです?

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